【中高年の女性に多く見られる股関節炎】
~自分で出来るストレッチで健やかな毎日を~
股関節炎とは腰より下の、骨盤と脚の骨(大腿骨)を繋いでいる関節が痛むことが原因です。
骨盤と脚の関節部位は球状になっており、前後左右の複雑な動きができる特殊な関節になっています。
これは体重を支える、歩行動作を行うといった多方面からの負荷に耐えられるように関節軟骨と呼ばれる弾性組織で覆われ、衝撃吸収や動きの摩擦軽減をしています。
そのため、関節軟骨の減少や股関節周囲の筋肉が硬くなると、股関節の痛みや可動範囲が狭くなり、日常生活の影響が現れます。
主な症状は股関節痛ですが、時には大腿部痛や膝痛を訴える場合もあります。
痛めている方の股関節が脚を開いて、つま先を外側へ向ける姿勢(外旋)を取ることが多いのに対して、脚を前に出して、つま先を内側に向ける姿勢(内旋)がうまくできないことが多いです。
また、痛まないように歩こうとする特徴的な歩き方(逃避性跛行と呼ばれる)がみられ、脚を後方へひく動きや、脚を外側へ開く動きもかなり難しくなります。
あるいは座わったり歩行が困難になる場合もあります。
股関節は、骨盤にある臼蓋と大腿骨頭から作られていますが、この2つの接合部分にある関節軟骨が損傷することによって起きる変形性股関節症という病気もあります。
関節の老化による場合が多く、中高年期の女性に多く見られます。
初期症状としては、長時間の歩行や階段の昇り降りなどで痛みを感じます。
少し休むと楽になりますが、症状が悪化してくると、安静時にも痛むのが特徴です。
股関節の動きが悪くなるために転倒しやすくなったりする危険があるので、重症になると人工関節を入れる手術が必要になる人もいます。
まとめ
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それでは読んでいただき、ありがとうございました。
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