【6つのツボ押しが効果的!】
~寝違えは普段の生活での予防で対処しよう~
みなさん、こんにちは。
今回は「寝違えと鍼灸」についてお話ししたいと思います。
「朝起きたらなんだか首が痛い」、そんな経験はありませんか?
自分でもできるツボ押しも、ご紹介しておりますので、ぜひご覧ください。
首を前に倒したときに飛び出る背面の骨から、指3本外側にあるツボを肩中兪といいます。
肩こりにもオススメなこのツボは、首の付け根や首の後ろ側に痛みを感じる時に押すと良いとされています。
④後渓(こうけい)
小指の付け根の側面にある小さな骨の出っ張りの下あたりで、軽く握りこぶしを作った時に現れる付け根のシワの縁です。
寝汗改善や寝違えに効果が高く、頭痛や腰痛、耳が聞こえないなどにも効果があります。
手の甲側で、手首の中央から肘に向かって指3本分上にあるツボが外関です。リンパの流れを良くしたり、交感神経の緊張を抑えます。
肘のやや外側のへこみから、手首に向かって指4本分のところにあるツボを孔最と言います。
首こりや肩こりによく効き、肺に縁がある風邪の特効ツボとも言われています。
実は、寝違えを、普段の生活を見直すことで予防することが可能です。
寝違えの原因として多いのが、高さの合わない枕を使用していることが多いです。
高さがあっていないと、首の付け根のと敷布団(あるいはマットレス)の間に隙間ができて頚椎のS字カーブが維持できず、首の筋肉に負担がかかってしまうことになります。
枕を選ぶ時は、首の付け根と敷布団の隙間を埋めてくれるようなものがおすすめです。
あるいは頚椎のS字カーブに沿った形のものや、横向きの姿勢に対応できるものがよいでしょう。
また、寝返りが少ないと同じ姿勢を長時間続けることになり、筋肉の血流が悪くなって寝違えを起こしやすくなります。
低反発などの柔らかいマットレスは寝返りを少なくしてしまうので、硬い高反発のマットレスへ取り替えることがおすすめです。
一見関係ないと思われるかもしれませんが、実はパジャマのサイズも寝違えに影響があります。サイズが小さいと寝返りの時の動きが制限されてしまう上に、身体を締め付けることで血流を妨げてしまう可能性もあります。
パジャマは少しゆとりのあるサイズにすると、体への負担が減り寝返り予防に効果的です。
また心もリラックスするので良い睡眠が期待できます。
身体の冷えは筋肉の血流を悪くするので、筋肉が硬くなり寝違えの原因にもなります。
特に、夏場のクーラーによる冷やしすぎは要注意です。
夏は25度前後、冬は22度前後を目安に、ちょうどよい温度で寝ましょう。
寝る2〜3時間前の入浴が効果的です。
温めることで血流が良くなって寝返りを防ぐだけなく、寝る頃には体温が下がり副交感神経が優位になるので、リラックスした状態で就寝することができます。
作業の合間を利用して、こまめに首や肩のストレッチを行うようにしたり、適度な運動の習慣も大事です。
お酒を飲みすぎると筋肉の血流が低下しやすくなります。
また身体の感覚が鈍くなるため、寝返りの回数が普段よりも少なくなってしまい、寝違えを起こしやすくなります。
寝違え予防のために、過度な飲酒は控えましょう。
いかがでしょうか。
それでは、ここまでの記事の内容をまとめます。
まとめ
ここまでを読んで鍼治療を受けてみたいという方は、当院にお任せください。
札幌・小樽・江別にある当鍼灸院では、在宅診療も行っております。
詳しくは下記よりお問い合わせください。
それでは、読んでいただき、ありがとうございました。
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