【前立腺肥大症の予防法4選】
〜鍼灸による対処法も細かく解説!〜
みなさんこんにちは。
今回の記事では前立腺肥大症と鍼灸についてまとめています。
この記事は、前立腺肥大症とはどのような病気なのかや前立腺肥大症の原因と予防法、そして鍼灸が前立腺肥大症にどのような対処を行えるかについてまとめています。
この記事は、特に前立腺肥大症におかかりの方はもちろん、鍼灸について興味をお持ちの方には有益な情報をお伝えできるかと思います。
それでは早速、前立腺肥大症とはどのような病気なのかについてご覧ください。
前立腺肥大症になる明らかな原因は、現代医学ではまだわかっていませんが、男性ホルモンなどの環境の変化が原因だと考えられています。
ただし、加齢によって前立腺肥大症が生じやすくなることは明らかになっています。
早くて30歳代から病気が始まり、50代で約30%、60代で約60%、70代で約80%、80代で約90%の方が前立腺肥大症だと予測されています。
ただ、前立腺肥大症の方の約75%は、治療を必要とする状況ではありません。
加齢の他に、遺伝・荒れた食生活・肥満・高血圧・高血糖・脂質の摂りすぎも要因のひとつです。
なお、喫煙やアルコールが前立腺肥大症の直接的な要因であるかどうかは、まだわかっていません。
前立腺肥大症になると尿道が圧迫され、排尿にかかわるいろいろな症状が出ます。
前立腺肥大症の症状は、大きく分けて3つに分類されます。
尿の出の悪化や尿が出るまでの時間が長い、排尿の途中で尿が途切れるなどさまざまです。
前立腺肥大症になると、多くの場合は頻尿になります。
頻尿については、一日に何回お手洗いに行くかなどの明確な定義はありません。
ただ、起床してから8回以上お手洗いに行く場合は昼間頻尿、寝ている間に1回でもお手洗いに行く場合は夜間頻尿と考えられます。
また、急に我慢できないような強い尿意を催すことを、尿意切迫感といいます。
前立腺肥大症の方の50~70%は、頻尿と強い尿意切迫感を合併します。
このように、膀胱に尿が溜まってしまうことを蓄尿症状といいます。
排尿後にどうもすっきりしなかったり尿が残っている感じがすることを、残尿感といいます。
強い残尿感も、前立腺肥大症によって引き起こされる症状のひとつです。
前立腺肥大症になると、次のような合併症が起こる可能性があります。
尿道が充血するため、血尿が起こりやすくなります。
尿閉とは膀胱内に尿が溜まっているのにもかかわらず、尿が出せなくなることです。
前立腺肥大症が深刻化すると起こりやすくなる合併症です。
溢流性尿失禁とは、膀胱内に常に大量の尿が溜まっているため、膀胱から尿が常に溢れ出している状態です。
この症状が出たら、かなり前立腺肥大症が悪化しているといえます。
長時間座ったままの体勢でいることは、前立腺に負担をかける原因になります。
一定間隔でストレッチをして、長時間座ったままにならないようにすることが重要です。
前立腺肥大症の予防には、適度な水分補給が効果的です。
また水分不足を引き起こすアルコール類を控えるのも、おすすめの予防法です。
こまめに排尿ができるよう、体内の水分量に気を配ることが重要です。
ぬるめのお湯に浸かることで、血行が良くなり尿が出やすくなります。
普段はシャワーで済ませてしまうような方でも、40度くらいのお湯にのんびり浸かることが効果的です。
いかがでしょうか。
それでは、ここまでの内容をまとめます。
まとめ
ここまでを読んで鍼治療を受けてみたいという方は、当院にお任せください。
札幌・小樽・江別にある当鍼灸院では、在宅診療も積極的に行っております。
詳しくは下記よりお問い合わせください。
それでは読んでいただき、ありがとうございました。
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