【突然耳に異常が起こるメニエール病】
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突然、ピーやキーンといった片側の耳鳴りや耳が詰まる・あるいはこもる、難聴とともにぐるぐるとする回転性のめまいが出現して立てなくなり、吐き気が起きる、このような症状が2〜3時間から半日以上続くことがあります。
そしてめまいがおさまっても再び同様の発作を数時間や数日、数週間後に繰り返し、発作ごとに難聴が進行していく病気です。
耳鳴りと鍼灸についてはこちらでも詳しく触れておりますので、ぜひ見てみてくださいね。
原因は耳の奥にある内耳に内リンパ水腫といって内リンパ液の量が増加し過ぎることで、内耳を圧迫し、発作を引き起こすと考えられており、また、発症には、ストレスや睡眠不足の蓄積が関係している場合が多いと報告されています。
性格的に几帳面なタイプが多く、考え込みやすく、肉体労働よりもデスクワークの方に多いとされています。
年齢的には40〜50代をピークに発症しますが、最近は10〜20代の発症も増えて特に女性に多いようです。
また両耳に発症することもあり、芸能人やスポーツ選手の罹患によって広く知られるようになりました。
似たような病気に突発性難聴というものがありますが、これは明らかな原因もないのにある日突然、急に聞こえが悪くなる病気です。
多くの場合、片耳だけに起こります。
メニエール病と同じような発作が起きますが、1度しかかからないのが特徴です。
他にも急性低音障害型感音難聴というものもあります。
こちらは比較的若い女性に多く、めまいも生じません。
また低音部に特化していることも特徴の1つです。
これら3つの疾患は、原因や症状が重なる部分があり、診断しながら治療方法を見極めていくのが大事です。
次のような検査を行い、問診と組み合わせてメニエール病かどうかを診断します。
その場で足踏みをして、平衡機能に異常がないかを確認します。
もし内耳に水ぶくれができていたら、平衡機能に異常が出ることがあるからです。
めまいを起こすと、人の目はまっすぐ前を見ず、眼球がブレる運動をします。
これでめまいを観測します。
難聴の症状が現れている時は、聴力の検査をします。
メニエール病と断定するには、繰り返し症状が起きていることが重要です。
そのため、「いつから」「どのくらいの頻度で」「どんな症状が」出ているかを細かく見る必要があります。
いかがでしょうか。
それでは、ここまでの記事の内容をまとめます。
まとめ
ここまでを読んで鍼治療を受けてみたいという方は、当院にお任せください。
札幌・小樽・江別にある当鍼灸院では、在宅診療も行っております。
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それでは読んでいただき、ありがとうございました。
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